企業研修・自然学習

当社では広大な森を利用した、体験型のアウトドア研修を提供しています。

刻々と変化する自然や、非日常的な状況では、次に何がおこるかということを察知する、想像することが大切です。そして「自分自身で判断して行動する」ことが求められます。このような経験が普段の日常生活にも影響を及ぼします。

ぜひ自然を五感で感じながら「主体性の醸成」や「探究的な学習」の場としてご利用ください。

オドルの森について

オドルの森は雄大な自然を持つ、鈴鹿山脈の麓に位置する元里山林です。以前は放置林であったため、倒木や自然災害が危惧される状態でした。その森を環境に優しい森に変えるため、2023年、株式会社森の香り　が「オドルの森プロジェクト」を発足し自然共生型アドベンチャーパークとして生まれ変わりました。

オドル【Odor】はラテン語で香りの意味があり、五感を感じながら体験していただきたいという思いがあります。

現在は「フォレストアドベンチャー・湯の山」「カモシカバギー」などの体験型アクティビティを中心に、「自然をそのまま活かしたリクリエーションの森」として人と森が交わり、遊びながら学び環境と向き合える施設として展開しております。

企業研修から生まれたフォレストアドベンチャー

フォレストアドベンチャーは、当初はスイスの企業研修用に作った施設でしたが、評判がよかったため一般に開放するようになりました。その後、フランス国内で人気が広がり、現在では、世界中に拡がっています。

「自分の安全は自分で守る」をコンセプトにリスクマネジメントやチームワークを自主的に学びながら、コースをクリアしていく…

「学び」と「遊び」を両立したコンテンツならではの、プログラムが可能となっております。

SDGｓへの取り組み

人が訪れ、お店が賑わうことで、新たな雇用も生まれます。森をもっと楽しむことで、地域をさらに元気にすることにつながります。ひとつとして同じでない森と同様に、その地域にしかない新たな価値を見出していきたいと考えています。

フォレストアドベンチャーと一般的なレジャー施設の大きな違いは、大規模な開発をすることなく自然の立木をそのまま利用してコースをつくるということです。その際の適度な間伐は、健やかな森を維持するために必要なことでもあります。

健康な森が増えると、森の栄養が川から流れ、プランクトンが発生し、魚が増えるなど海の豊かさにもつながります。古くから漁業を営む地域が森を保護する習慣があるのは、森の状態がよければ海の状態もいいということを経験的に知っていたからです。当施設も伊勢湾を有する三重県にあります。森の維持だけでなく、海の資源を守るために森の管理を行っております。